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勃起の状態を簡単セルフチェック~ED治療をはじめる前に~

勃起の状態を簡単セルフチェック~ED治療をはじめる前に~

ED治療の前に勃起維持の状態を確認しよう

ED(勃起不全)は、どんな男性でも発症する可能性があります。
ただ本当にEDなのか、そもそもEDの基準となる状態はどんなものなのか。

そういう気持ちになったことはありませんか?
いざという時にうまく勃起維持できなかった場合、焦る気持ちはよくわかります。

たまたま、その日の体調や精神状態が良くなかっただけ、その可能性も大いにあります。
しかし、EDだと認めたく気持ちが強いあまり、治療を放置したままでよいのでしょうか。

これから、ご自身の勃起状態をセルフチェックできる簡単なED診断をご紹介します。
結果、EDを発症していた場合でも、深刻に悲観する必要はありません。
むしろ現段階で適切なED治療を選ぶことができ、早期改善への第一歩となったことを喜ぶべきでしょう。
ご自身のタイミングではじめてみてください。

目次

  1. 勃起状態チェックで簡単ED診断~EDセルフチェック~
  2. EDセルフチェック結果より判定された症状とは
  3. EDの疑いあり
  4. 軽度ED
  5. 中等度ED
  6. 重度ED
  7. 病院でED検査をする前にできる2つのこと
  8. 薬で様子見をする
  9. カウンセリングを受ける
  10. EDの診察ってどんなことをするの?
  11. 問診
  12. 夜間陰茎勃起試験
  13. 人工勃起試験
  14. カラードップラー試験
  15. DICC
  16. ED治療のタイミングは人それぞれ

勃起状態チェックで簡単ED診断~EDセルフチェック~

セルフチェックで使用されているのは『International Index of Erectile Function(国際勃起機能スコア)』、通称IIEFと呼ばれているものです。
症状の度合いを診断するため、ED治療の効果を判定するための国際基準として、世界共通で利用されています。

複数の設問と、それぞれに用意された回答の中から自分が当てはまるものをチェックして、その結果でEDかどうかを診断する仕組みです。
勃起時の硬さや維持の可否といった視点からも症状を診断するものなので、自分では判断しにくい場合に役立ちます。

IIEFには『IIEF』『IIEF5』『SHIM』の3種類があり、設問の数や回答内容に違いがあります。
『IIEF』は設問数が15問あり、回答欄の中に「性行為をしていない」「性的刺激がなかった」などの選択肢が含まれています。

『IIEF5』は設問数が5問で、『IIEF』と違って性行為をしていない場合の回答が用意されていません。
『SHIM』も設問数は5問ですが、性行為をしていない場合の回答が用意されています。

日本性機能学会の公式ホームページでは、3種類すべてのチェック表が用意されており、少ない設問数でより手間をかけずにセルフチェックしたい方、性行為を久しくしていない方も自分に合ったものを選べます。

日本は、他国と比べるとセックスレスのカップルが多いといわれています。

また、恋愛に消極的な男性が増加傾向にあることも特徴です。
これらの理由から「性行為をしていない」という選択肢が日本人により適しているとして、主に『SHIMスコア』が用いられています。

SHIMスコアのセルフチェックで用意されている設問内容は、大まかに以下の5問です。

  • ・勃起の維持に対する自信があったか
  • ・勃起時、挿入可能な硬度になっていたか
  • ・性行為中に勃起状態を何回維持できたか
  • ・勃起を維持するのが困難だったか
  • ・性行為をして満足できたか

いずれの設問にも5~6個の回答が用意されているので、自分に当てはまると思うものを選びましょう。
回答にはそれぞれ点数が設定されており、選んだ回答の合計点数でEDの疑いがあるか、症状がどの程度なのかを診断します。

25点満点中21点以下だった場合は、EDの可能性が高いといえます。
ただし、22点以上の結果が出たからといって、EDではないと断言することはできません。

あくまでもSHIMスコアは自分である程度判断するための目安なので、結果を鵜呑みにしないように注意が必要です。
診断結果に関係なく、自分の症状に不安や悩みがある場合は、医師に相談することをおすすめします。

EDセルフチェック結果より判定された症状とは

SHIM EDセルフチェック

EDの疑いあり

SHIMスコアを用いたEDセルフチェックを行い、診断結果として出た合計点が21点以下(25点満点)の場合は「EDの疑いがある」といえます。

ただし、SHIMスコアは自分自身でEDかどうかを判断するための簡易的なものなので、21点以下だからといって「絶対にEDである」と決まったわけではありません。
しかし、EDを発症している、もしくはED予備軍である可能性は高いため、結果次第では医師に相談することをおすすめします。

診断結果が21点以下だった場合、さらに点数によって『軽度ED』『中等度ED』『重度ED』の3種類に分類することができます。
自分の症状の度合いを知る目安として確認してみてください。

軽度ED

合計点が17~21点だった場合、『軽度ED』の可能性があるといえます。
軽度EDとは「ほとんど勃起に困ることがなく、満足に性行為ができる状態」を指します。

ここでいう勃起とは、単純に「勃起すること」だけではなく、「勃起時の硬さが十分であること」「性行為を終えるまで勃起状態を維持できること」も含まれます。

軽度EDであれば、生活習慣の改善やED治療薬の服用によって治療できるケースがほとんどです。
気づいた段階ですぐに治療を開始すれば、治療の成功率はさらに上がるでしょう。

中等度ED

合計点が8~16点だった場合、『中等度ED』の可能性があるといえます。
中等度EDとは「勃起がときどき不十分で、満足に性行為をすることができない状態」を指します。
「ときどき勃起しなくなる」「ときどき中折れしてしまう」など、勃起の状態に少し違和感を持つ場合です。

中等度EDも生活習慣の改善やED治療薬の服用によって治療可能です。
しかし、同じ中等度EDでも診断結果の合計点が何点かによって、症状の度合いは違います。

たとえば、合計点が16点の場合であれば、「中等度EDの可能性があっても症状は比較的軽い」と捉えることができます。
合計点が8点だった場合、「中等度EDではあるが、かなり重度に近い症状が見られる」と捉える必要があります。

重度ED

合計点が7点以下だった場合、『重度ED』の可能性があるといえます。
重度EDとは「ほとんど正常に勃起することがなく、性行為をするのが困難な状態」を指します。
「勃起すること」「性行為中に勃起状態を維持できること」が極端に少ない場合です。

重度EDの場合、生活習慣の改善やED治療薬の服用だけでは、十分に治療できない可能性があります。
ED治療を専門としている医療機関で適切な診察を受け、効果のある薬剤を直接注射するICI治療やさまざまな外科的治療を行う必要があるかもしれません。

ちなみに、合計点が1~5点の場合には「性行為をしていない」「性的刺激がなかった」という回答を複数選択していることになります。

経験が少ないことで診断できていない可能性があるので、必ずしも重度EDの疑いがあるとはいえません。
とはいえ、性欲の減退や神経の損傷によって「性欲が湧かない」「性的興奮を感じない」というケースもあるでしょう。

念のために医療機関で診察を受けることをおすすめします。

病院でED検査をする前にできる2つのこと

薬で様子見をする

EDセルフチェックによってEDの疑いがあることがわかった場合、もしくは明らかに勃起状態に異常が見られる場合、ED治療を行っている医療機関で本格的に診察してもらうことができます。
EDなのかどうか、EDだった場合は何が原因なのか診断し、その結果に合わせた治療法で改善します。

症状が重症化している場合は、陰茎に直接医薬品を注入したり、外科手術を受けたりといった治療法を選択しなければならないことがあります。

しかし、症状が軽度の場合は、ED治療薬を服用して症状を改善することが可能です。
まずはED治療薬を一定期間服用し、様子を見てみるのもいいでしょう。

多くのED治療薬は、PDE5阻害薬と分類される医薬品です。
ED(勃起不全)は、陰茎の血管を拡張させる働きを持つ環状グアノシンーリン酸(cGMP)の働きが、PDE5という酵素によって阻害されて起こる症状です。

PDE5阻害薬に分類されるED治療薬とは、その名のとおり、PDE5を抑制する作用があります。

この作用によってcGMPの分解を抑えることで血管拡張作用がスムーズに働き、性的刺激を受けた際に陰茎に血液が流れやすい状態を作ります。
ただし、ニトログリセリンや硝酸剤といった医薬品を使用している方、もしくは近々使用する予定がある方はED治療薬を服用できません。

ED治療薬は、年齢に関係なく効果が期待できます。
またどの商品も安全性が高く、用法用量を守って服用すれば、副作用のリスクを最小限に抑えられます。

バイアグラシアリスレビトラなど3大ED治療薬だけではなく、それらのジェネリック医薬品も世界中の製薬会社から販売されているため、経済的な負担も抑えることができます。

しかし、あまり効果を実感しない場合やED治療薬の服用によって強い副作用が出た場合などは、すみやかに医師に相談することをおすすめします。

ED改善や精力増強の効果が期待できるサプリメントも、数多く開発されています。
ED治療薬は、基本的にED治療を行っている医療機関から処方してもらう必要がありますが、サプリメントであれば、薬局で購入できる商品もあります。

医薬品の服用による副作用を心配する方は、サプリメントを使って様子を見てみるのもいいかもしれません。

カウンセリングを受ける

日常生活で感じている精神的な疲労やパートナーとのトラブルによるストレスによってEDを発症している場合、カウンセリングを受けることで症状を改善できる可能性があります。

EDの原因になる精神的な要因には、ストレスのような身近で自覚しやすい『現実心因』と過去のトラウマのような自分では意識できない『深層心因』の2種類があります。

現実心因の場合は、一般的なカウンセリングで改善できる可能性が十分にあります。
また、「自分なりの気分転換をする」「パートナーに相談する」といった方法で、個人でも解決できる可能性があります。

一方、深層心因の場合は、精神科医をはじめとする専門的な医療機関で、本格的な診察や検査を受ける必要があるでしょう。

カウンセリングを受けることで精神面の問題を解消することができれば、自然にEDの症状も改善していくでしょう。
普段から精神的な疲労を溜め込んでいると感じる方は、まずカウンセリングを受けてみるものよい方法といえます。

EDの診察ってどんなことをするの?

EDは男性にとって深刻な問題であるにもかかわらず、医療機関で診察や治療を受けることに抵抗を感じている人は少なくありません。

「性に関する悩みを人に打ち明けるのが恥ずかしい」「診察・治療で恥ずかしい思いをしたくない」という方は多いのではないかと思います。

病気やケガの診察や治療は医師に患部を直接見せることになります。
ED治療においても同様に、「医師に陰茎を見せなければいけない」「触診されるかもしれない」と思っている男性は多いのではないでしょうか。

医療機関のED検査では、『問診』『夜間陰茎勃起試験』『人工勃起試験』『カラードップラー試験』『DICC』などが行われますが、多くの場合は、問診後にED治療薬を処方されて終了します。
少なくともこの時に、医師に陰茎を見せたり、触られたりといったことはありません。

しかし「処方されたED治療薬を服用しても効果が実感できない」「EDの原因をはっきり突き止めたい」といった場合、夜間陰茎勃起試験をはじめとする勃起機能の検査をすることがあります。

問診

ED治療の基本となるのが『問診』です。
待合室で待機している間に問診票を渡され、各設問に対する答えを記入します。

その内容を確認したうえで、医師がいくつかの問診を行って症状を診断するという流れが一般的です。
必要に応じて血液検査や心電図測定などの簡単な検査が行われますが、いずれも陰茎を医師に見せることはありません。

また、男性スタッフのみをそろえている医療機関を選べば、女性スタッフに性の問題・悩みを聞かれる心配もありません。

夜間陰茎勃起試験

睡眠中に繰り返し行われる勃起(夜間勃起)の有無や反応を調べるのが夜間陰茎勃起試験であり、睡眠中の勃起状態を記録できる測定器『リジスキャン』を用いる方法が一般的です。
この測定器は勃起の有無や回数だけではなく、硬度や持続時間なども計測できるため、信頼性が高いとされています。

EDの原因が身体的なものなのか、精神的なものなのか判断する必要がある場合に特に効果的です。
ただし、正確な診断結果を得るためには、3日以上入院して検査する必要があります。

リジスキャンを用いた検査方法とは、別に簡易的な『スタンプテスト』と呼ばれる方法もあるので希望する方は医師に相談してみましょう。

人工勃起試験

人工勃起試験とは、陰茎を構成する海綿体に勃起作用を持つ医薬品を直接注入し、勃起するかどうかを確認する検査方法です。

海綿体は勃起するために重要な役割を担っています。
性的興奮を得たことによって血流が活発になると、海綿体に流れ込む血液が増量します。
これによって海綿体が膨張し、陰茎全体が増大・硬化するのが勃起のメカニズムです。

人工勃起試験は、海綿体が正常に作用しているかどうかを診断できる検査なので、陰茎の障害が原因でEDを発症している疑いがある場合に効果的です。

カラードップラー試験

カラードップラー試験とは、超音波を用いて勃起に関係している血管に異常がないかを検査する方法です。

血流の状態を確認できるため、ED検査以外でも用いられています。
血管の障害によって、EDを発症している疑いがある場合に有効です。

また超音波を用いた検査方法なので「人体への影響が少ない」「検査に痛みをともなわない」といった特徴もあります。

DICC

DICCは、正式には『Dynamic Infusion Cavernosometry and Cavernosography』といい、日本語で『海綿体造影検査』と呼ばれるものです。
造影剤を用いた画像診断検査で、海綿体やその周辺の血管の状態を調べることができます。

勃起機能に大きく関係している海綿体を検査するという点で、ED検査としては有用な方法です。

しかし、率先して行われるものではなく、ほかの検査方法を用いてもEDの原因が明確にならなかった場合に行うケースがほとんどです。
「検査にともなう痛み」や「患者への負担」ということが、なるべく使用しない理由としてあげられます。

陰茎に2本の注射針を刺し、医薬品を注入するといった方法で行われるため、数ある検査の中でも身体を傷つけるリスクが高いといわれています。

ED治療のタイミングは人それぞれ

ED(勃起不全)は、その症状自体がただちに健康を害し、生命の聴きに関わるものではありません。
そのため治療のタイミングを逸脱してしまいがちです。

では、いつ治療すればよいのでしょうか。
「満足に勃起できない」という自覚を持ち始め、不自由を感じた時こそがそのタイミングといえるでしょう。

また、EDによって満足な性行為ができないことでパートナーが不満を抱き、それがきっかけで関係性が悪化することも少なくありません。
「パートナーが性行為に不満を感じた時」が治療のタイミングという方もいらっしゃるでしょう。

ED治療を始めるタイミングは、人によってさまざまです。
自分のため、そしてパートナーのためにも、EDの疑いがあると感じた時点で、検査・治療を行うことをおすすめします。

参考文献

ED-info.net ファイザー株式会社
EDネットクリニック.com Presented by バイエル薬品
日本新薬株式会社 EDケアサポート

ED治療薬

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